伊賀JC委員会基本方針

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委員長

駒井 淳也

基本方針

 令和という新しい時代を迎えました。昭和、平成と長年に渡り、一般社団法人伊賀青年会議所は「明るい豊かな社会」の実現を目指し活動して参りました。礎かつ指針となっている先輩諸兄姉の活動に敬意を表しつつ、その本質を理解し、新たな発想を加えて次世代に継承していくことが我々の使命です。
 本年度のスローガンは「不易流行 〜物事の本質を見極めよう〜」です。伊賀という街で運動を展開する我々はその伝統を単に守り続けるのではなく、新味を求めて変化を重ねていくという事であり、それこそが伊賀の伝統を守る事になります。そして我々の運動における伝統や新たな変化は、漠然としたものではなく、誰もが認識できるもの、強く実感できるものであるべきです。伊賀JC委員会はそれらを事業として結実させなくてはなりません。
 そこで、昨年に引き続き、子供のための職業体験事業を行います。昨今、インターネットなどの情報伝達手段が高度に発達し、様々な情報を手軽に手に入れる事ができる一方、子供たちは遠くにある憧れだけに関心を抱き、ごく身近にあるもの、地元に根付いている様々な文化や産業などの価値や魅力を十分に知らずに他の都市に出て行ってしまうのではないか、という危惧があります。そこで我々が子供たちと伊賀の産業を繋ぎ、それらの魅力を肌で感じる機会を作ります。この事業は伊賀という街が子供達の誇りとなり、強い夢や希望を抱ける一助になると信じています。
 また、災害に負けない街づくりを実現するために防災事業を行います。伊賀は比較的自然災害に強い地理的条件を有していますが、「住み続けられる街」であるとは十分には言えません。SDGsゴール11にあるよう、伊賀という街が包摂的安全、強靭かつ持続可能となる事を目指し、防災意識を啓蒙するための事業を行います。
 JC青年の船「とうかい号」では、東海4県から夢ある次世代リーダー候補が集まります。乗船メンバーが安心して出港し、一段と成長し帰港していただくためのサポートを行います。
 来たる11月、伊賀市長選挙が行われます。それに伴い公開討論会を開催致します。多くの選挙は投票率が年々低下しており、市民の政治への関心が薄くなってきています。討論会は、市民それぞれがこの街の問題を見つめ、どの候補者なら解決できるのかを考える機会です。それは、市民の政治への関心を強くする事を目的とするもの、つまり私たちの住む伊賀という街に対する関心を強くすることを目的とします。充実した討論会を実現すれば、地域の発展に繋がると信じています。
 JAYCEEにとって必要不可欠な要素である地域の声に傾聴する力と自らが先駆けとなり行動していく率先力をしっかりと備え、伊賀の諸課題の本質を捉えて、皆が伊賀という街を誇りに思えるために力を尽くしますので、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い致します。

事業名

  1. SDGsに関する防災事業
  2. 魅力ある伊賀の未来を担う青少年育成事業
  3. 伊賀市長選挙に伴う公開討論会
  4. とうかい号壮行会、帰国報告会
  5. 会員拡大への協力

注釈

JC:青年会議所(Junior Chamber)
JAYCEE:青年会議所に所属するメンバー個人

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